洗面化粧台は、使用頻度が高い水回りの設備です。10~15年を目安に交換するケースは多く見られます。マンションの洗面台リフォームは集合住宅ならではの制約があり、また、札幌市という寒冷地特有の配慮も必要です。こちらでは、マンションの洗面化粧台の交換に関するポイントをご紹介します。
マンションの洗面化粧台を交換するメリットとして以下が挙げられます。
洗面化粧台を新しいものに交換することで、使い勝手が向上します。
洗面化粧台は毎日使う水回り設備ですので、新しくすることでゆとりのある空間が生まれ、大変便利になります。
洗面化粧台を交換することで、水回り空間のインテリアデザインが一新されます。デザインに合わせて洗面ボウルの形状や色合いを選ぶなど、好みに合わせた空間づくりが可能です。
例えば以下のような選択肢があります。
空間全体のインテリアコーディネートを楽しむことができるでしょう。
洗面化粧台を新しいものに交換すると、収納スペースが増えるというメリットがあります。収納力の高い洗面化粧台に交換することで、限られたスペースを有効活用し、すっきりと片付いた印象の洗面スペースを実現できます。
まず、住戸専有部分と共用部分の境界を確認することが重要です。専有部分であれば自由に工事ができますが、共用部分への工事が伴う場合は事前にマンション管理組合の許可を得る必要があります。特に給排水管は共用部分に設置されているため、承認は必須です。また、工事期間中の静音化や作業時間の制限など、管理規約に従った騒音対策が求められます。さらに、搬入経路の確保や作業スペースの確保も欠かせません。集合住宅特有の制約事項をあらかじめ確認・把握しておくことが、マンションでの洗面台リフォームを円滑に進めるうえで重要なポイントです。
札幌市は日本でも有数の寒冷地帯に位置しており、冬季に氷点下になることが多い地域では、洗面化粧台の配管が凍結するケースも少なくありません。そのため、洗面台リフォーム時には適切な凍結防止対策が必要です。配管被覆工事をはじめ、保温材の使用や保温ヒーターや保温パネルの設置、寒冷地仕様の洗面化粧台を選択するなどの方法が挙げられます。
洗面台選びの際には、以下のポイントに注目することをおすすめします。
洗面台のサイズは、設置スペースに合わせて選びましょう。幅や奥行きを正確に測り、余裕を持たせた選択が大切です。
日用品や化粧品をすっきり収納できるよう、十分な収納スペースがあるものを選びましょう。引き出しの数や棚の配置にも注目です。
家族構成や生活スタイルに合わせた使いやすさを重視しましょう。
インテリアに調和するデザインや、お手入れのしやすい素材を選びましょう。
便利な機能が付いた洗面台も増えています。
品質と価格のバランスを考慮し、適切な予算設定をしましょう。安すぎるものは長持ちしない可能性があります。
これらのポイントを押さえて、理想の洗面台を見つけてください。
まずは現地にスタッフが伺い、洗面化粧台のサイズや劣化具合、周辺の配管状況、給排水の経路などを確認します。調査内容をもとに工事内容や見積りの提案を行います。
【洗面化粧台の確認ポイント】
洗面化粧台交換で重要なのが、メーカーとデザイン選びです。希望やニーズに合わせて適したものを選択することがポイントです。例えば、大手メーカーの製品は品質に定評があり、長年にわたって使用できます。また、デザインは木目調やタイル張りなど、インテリアに合ったものが選択肢に挙がります。さらに、近年は洗面化粧台の機能性も充実しており、ライフスタイルに合った機能を選べます。
工事の日程調整は大切な作業の一つです。都合の良い日程をいくつかピックアップし、作業スタッフの予定や資材の手配状況、天候なども考慮しつつ、最適な日程を決定します。作業期間中、水回りの利用制限が発生するため、事前に確認しておくことが大切です。
洗面化粧台の交換工事は、作業スペースの確保から始まります。養生シートを敷き、既存の洗面化粧台を取り外します。次に給排水管の位置を確認し、必要に応じて配管工事を行います。新しい洗面化粧台の設置に先立ち、壁や床の下地の状態を点検し、不備があればその補修を行います。補修が終われば、新しい洗面化粧台の設置作業に入ります。給排水管との位置合わせを行い、洗面化粧台を固定します。最後に水漏れなどのチェックを行い、作業は完了となります。
洗面化粧台の交換に伴い、給排水管も一緒に取り替えることをおすすめします。なぜなら、給排水管は経年劣化により錆びたり、詰まりやすくなったりと、衛生面で不安が残るためです。給排水管の劣化は目に見えないところで進行するため、専門家による診断が必要です。見えない箇所まで徹底して調査することで、適切な配管交換が行えます。
洗面台リフォームの際、洗面ボウルの形状についても検討が必要です。家族の生活スタイルに合わせてボウルの形状を選ぶとより快適に使用できます。ボウルの高さも重要で、低すぎると腰が痛くなりがちです。身長に合わせて調整できるタイプなどが選択肢になります。洗面所での過ごし方に合わせてボウルを選び、快適な洗面スペースを実現しましょう。
洗面化粧台の交換に伴い、古くなった鏡も一緒に交換することがおすすめです。新しい鏡を取り付けることで、明るく開放的な空間に生まれ変わります。アルミ枠付鏡や樹脂枠付鏡、くもり止めコーティング付鏡、LEDライト付鏡など、様々な種類の鏡があります。広さや形状、機能性に合わせて、好みの鏡を選びましょう。
上記でご紹介した工事の流れなどはあくまでも一例です。マンションの状況やご要望などによって変わってきます。希望に沿ったリフォームを行う場合、経験豊富な業者に相談することをおすすめします。理想の洗面化粧台を手に入れて快適な暮らしを実現しましょう。
せっかくリフォームした洗面台を長くきれいに保つためには、適切なメンテナンスが欠かせません。使用後は、水滴や汚れを柔らかい布で拭き取ることが基本です。特に、水栓金具は水垢がつきやすいので、こまめに拭き取りましょう。
洗面ボウルは中性洗剤で洗い、水でよく流します。研磨剤入りの洗剤は表面を傷つける場合があるため、避けましょう。排水口は週に1回程度、専用クリーナーや重曹を使って掃除することで、ヌメリや詰まりを予防できます。
月に一度は、収納棚や鏡なども丁寧に清掃することをおすすめします。収納棚にしまったままの化粧品や日用品を整理し、棚板を拭き掃除すると清潔に保てます。鏡は、水垢や指紋が目立ちやすいので、ガラスクリーナーを使って拭き取ると輝きが持続します。
これらの簡単なメンテナンスを続けることで、リフォームした洗面台の美しさを長持ちさせ、快適な洗面空間を維持できます。
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